境界性パーソナリティ障害とは

  • あるときは好意的だったのに、突然こき下ろすような態度を取る
  • 何をしていても心に大きな穴が空いたように虚しい
  • 感情が短時間で極端に変わり、怒ったり泣いたりする
  • 自傷行為や自殺未遂がやめられない

こういった症状がある場合、境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害、ボーダーライン、BPD)かもしれません。

主な症状とは?

それでは、主な症状を9つ挙げていきます。

見捨てられることを極端に恐れる

人に見捨てられることに対して極度の不安があり、連絡がすぐ来ないと何度もメールや電話をしたり、相手を試すような行為を繰り返します。

想像上の努力も診断基準に含まれます。

不安定な対人関係

大切な人、親しい人に対して、理想化とこき下ろしを繰り返す両極端な対人関係を築きます。

それによって人間関係、特にパートナーとの関係が長く続かないことがあります。

自己同一性の障害

自分がどういった人間なのかわからず、アイディンティティが確立されていません。

二つ以上の領域における衝動性

浪費、性行為、薬物やアルコールなどの物質依存、無謀な運転、むちゃ食い(過食症)などの自傷行為や自殺を除いた自他を傷つける衝動的な行為を指します。

これが2つ以上の領域で発生します。

自傷行為や自殺の試み

リストカットなどの自傷行為を繰り返したり、自殺の脅しや、実際に自殺を試みたりします。

本当に自殺してしまうこともあるので、注意が必要です。

感情が不安定

数日から数時間単位で感情が激しく入れ替わり、怒ったり、悲しくなったり、不安になったりします。

3日以上その感情が続くことは稀です。

慢性的な空虚感

心の中が空っぽで、虚しい、自分は無力だ、生きてる実感が湧かないといった感情が常にあります。

これを埋めるために人と関わりを持ちたがり、共依存に発展することもあります。

不適切な怒り

不適切で激しい怒りを表現し、コントロールすることができません。

ときに暴言や暴力となって、家庭内暴力やDVに発展することがあります。

一過性の妄想や解離症状

ストレスが激しくなると、一過性の妄想や、重い解離症状が発生することがあります。

中心に分裂した二極思考がある

境界性パーソナリティ障害の症状は多岐にわたりますが、その中心にはスプリッティング(分裂)、二極思考や白黒思考と呼ばれる両極端な考え方があります。

この思考があるため、どうしても激しい感情や行動につながってしまいます。

本当は白でも黒でもあるものに囲まれ、その本質は黒に近い、もしくは白に近いグレーであることを理解する必要があります。

境界性パーソナリティ障害の治療法について

投稿日:2019年4月17日 更新日:

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